2012年8月

金メダルへの道にドラマあり

   ロンドン・オリンピックで日本選手の活躍が続いていますね。

 女子レスリングで伊調馨選手と小原日登美選手が見事、
金メダルを獲得しました。二人ともよく頑張りましたね!

 伊調選手は、前人未踏のオリンピック3連覇。その強さは群を抜いて
いましたが、実はロンドンに入って、練習で靭帯損傷していたそうです。
 そんなことは感じさせずに圧勝してしまうのですから、スゴイとしか
いいようがありません。

 そして、小原選手は世界選手権で8度も優勝しながら、これまで
オリンピックには縁がありませんでした。オリンピックには彼女の本来の
階級である51kg級がなく、下の48級には妹が代表を目指していて、
上の55kg級には女王・吉田沙保里選手がいたからです。アテネ、
北京五輪とも二度、吉田選手の前に屈して、一度は引退を決意しました。

 しかし、小原選手の夢はそれで終わることはありませんでした。五輪出場を
果たせず引退した妹の真喜子さんに五輪の夢を託され、48キロ級で現役復帰
したのです。新たな階級で10、11年の世界選手権を連覇し、迎えた今回の
ロンドンで念願の金メダルを獲得したのでした。

 どの代表選手も多くの人々に支えられ、自ら辛く苦しい練習を乗り越え、
晴れの舞台に立っているわけですが、小原選手の場合は、今回のロンドン出場を
決めるまで、2度もマットを離れた過去もあり、紆余曲折の10年間を経ての
金メダル獲得だったので、その喜びはひとしおでしょうね。

 小原選手のそんな壮絶なドラマを知り、テレビの前で思わず、もらい泣きを
してしまいました。小原選手、本当におめでとうございます!

 人知れず、地道に努力を継続し、実力を蓄えた。
 どんなに苦境にあっても、夢をあきらめなかった。

 そんな人には、必然的に道が開けるのだと思います。
 誰よりも小原選手がそれを証明してくれました。
 

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